シャイアン・ジャクソンを応援するブログ

I support Cheyenne Jackson without permission from Japan.

ザナドゥ(Xanadu)2008 CD その2

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 考えて見ればシャイアン・ジャクソンのCDは意外とトラブルになります。West Side Story はCDを一度交換しているし、ソロCDはどこに聞いても入手不可だし、Xanaduは一度目はCD不良、二度目はリーフレットがスレだらけ、、、(返品OKですが交換NOとのこと、安いからしょうがないです。)。

 それでも、電話ボックスでの「Suddenly」、あちらこちらで歌いまくっていた「Don't Walk Away」、別れの「The Fall」がミュージカル全体から突き抜けて印象的なものでした。

 特に後ろの二つは、サウンドトラックアルバムの中でも名曲で、ジェフ・リンの声は上から下までスムーズに流れて、ファルセットもその中で違和感なく挿入されているものですが、シャイアン・ジャクソンはさらに力強さを加えて、あたりを圧倒する迫力あるものに変貌させています。

 では、ケリーバトラーはというと、全盛期のオリヴィア・ニュートン・ジョンの声に暖かさを加えて、低音の響きを追加したような声をしています。最近のオリヴィア様はお声が衰え気味で、フレーズをのばし切れず、空虚な響きを伴っていますので、最良の選択だったんでしょう。

 もともと2007年1月に試演したときには、シャイアン・ジャクソンとジェーン・クラコウスキー(くたばれヤンキースと30Rockのコンビです。)のキャストでしたが、2007年7月10日のブロードウェイ・オープン時には、James Carpinelloとケリー・バトラーに変更されていて、プレヴューを5月、6月に行っていたのでしたが、James Carpinelloのけがのため、急遽6月21日にシャイアン・ジャクソンが役を引き受けることになった、と記されています。いくら以前に覚えたといっても、オープン前3週間弱です、、、。

 全曲がYouTubeにあがっています。

 https://www.youtube.com/watch?v=c_-mYomx1nw

 そのJames Carpinelloのソニー役がリハーサルで確認できます。

 https://www.youtube.com/watch?v=jhEu-gmjJF4

 以上二つを見ると、どうもシャイアン向けにギャグを付け加えたように思えます。服装も、タンクトップに短いジーンズで、、、、これをその後ソニー役になった細いあんちゃんが着て、同じギャグをやると、、、、寒さしか感じません。