ジーン・ハーロウ
１９６５年当時は早川書房がいろいろな海外先品を出版していました。仙台の古本屋で安い「ハーロー」や「マイラ」を買って読んでいたものです。で、当時の映画雑誌によく載っていたのが「大いなる野望」で、もちろん、ハワード・ヒューズもジョージ・ペパードも知りはしません。ただただ、ハーロウがモデルになった登場人物がいる。というだけが頭に残ったんですが、、、。
パソコンでですが、見たのはつい最近になってからでした。この映画「大いなる野望」は、ペパードのためのペパードの人生を暗示しているようなお話で、決して「ティファニーで朝食を」のポールだけじゃないんだと知らしめてくれました。ペパードはどうも日本人受けが悪いようで、いわく、「華がない」、「悪人面」、、、。しまいにゃアンソニー・パーキンスのほうがいい、だと！！！自分の感覚が違うんでしょうか。
ともあれ、続けて１９６５年にキャロル・ベイカー主演で、こんどは「ハーロー」が制作されました。これも最近見たのですが、今とは映画のつくりが全く違っていて、非常に面白くなっています。
