シャイアン・ジャクソンを応援するブログ

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猿の惑星

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 結局、なんだかんだいいながら今までの映画はすべて見ていることになります。

 育った場所が場所ですから、最初は創元SF文庫でのピエール・ブール原作の「猿の惑星」で、途中は忘れたものの、結末がティム バートンの映画にちかいもの、地球に戻ったら、、、ちゅうものでした。

 当時、ハヤカワ文庫と創元文庫と双方から出ていた、と記憶していましたが、調べてみると、やっぱりそうでした。

 当時は、どの解説ででもブールの原作は、「日本人に受けた捕虜体験が基本にある。」と書いていましたが、、もうそこはすでに離れて独り立ちしているようです。深読みしようと思えばいくらでも出来ますから。

 で、旧シリーズはほぼ映画館で制覇ずみで、どきどきしたのが「征服」だったのは自分でもよくわかりません。

 ティム バートン版は評判が悪いんですが、自分は好きでした。

 今回の「聖戦記」は新三部作の完結編とうたわれていまして、コメントを見ていくと、絶賛と酷評に分かれています。ようは映画を見てストーリーを追いかける人は酷評するだろうなあ、と自分も思います。映画語法、ようは映像で語っている映画ですから。

 町山氏が語るように、自分も西部劇、たとえば「捜索者」のようなインディアンに育てられた白人少女、(この映画の場合は、猿に育てられた白人の少女ノヴァですので、ちょっとひねっていますが、)を思い起こさせられたのです。

 猿側と人間側、どちらに思い入れてみるか?によって違ってきますが、ここまでくると観客は猿側にたつようになっています。

 もう一度「創世記」からでも見直したくなりました。