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エチレン酢酸ビニール樹脂

 ハヤカワ文庫のトールサイズのものは、時に扉のページの次が割れています。簡単に言うとそこを開くと背ののりしろ部分まで見えてしまいます。

 今までで新品は交換依頼しましたが、今度の「レッド・ドラゴン(新訳)」は中古です。

 ネットをあたって情報を探してみました。ネット上には信用できない物もあって、本のしみとりは漂白剤とか(絶対やってはいけません。)、本のそりは冷凍庫で24時間冷やしてから延ばす(これも大して効き目がありません。ようは冷凍でスチーム効果、その後でプレスというりくつでしょうが、)いろいろです。

 中で効果的だと思えたのは、

 1、木工ボンド使用 

 たいがいの人がこれを進めていますが、自分が試しにやってみたら、いくらノズルの先を工夫しようが、あて紙をしようが、均一に伸ばすのは難しく、どうしてもぼてぼてになって不細工になってしまいます。 これは速乾背のものでも同じで、一番いやなのは木工ボンドの水分を紙が吸って、その近辺にしわができることです。
 
 2、エチレン酢酸ビニール樹脂

 ようは壁クロス用の接着剤ですが、その成分はというと「グルースティック」とほぼ同じで、乾いても弾力性があります。ためしに使用してよかったので本番で実施、一発でOKでした。

 かならずあて紙をして、はみ出し対応をするというのと、ノズルの先にアダプターをこしらえて、出口の口径は1mm程度に抑えておく、と言うのが自分のやり方でした。

 このエチレン酢酸ビニール樹脂をつかったならば、ずいぶんほっぽっておいたCDケースの補修も可能かも?と思っています。