新潮文庫の表紙修復
文庫本の表紙を修復するには、水でしめらせてあて紙をし、上からこするという方法を採用していましたが、新潮文庫だけはこれが使えませんでした。
というのもここに使われている表紙の紙はのり成分のようなものを含んでいて、ちょっと大きめの水濡れで紙質ががさがさになってしまうからです。
そこで実験してみました。まずあて紙をして小型スプーンの背でごしごしこすって紙の表面を均します。次に文庫本のページに充てても色が変わらないくらいの程度の水分を、水濡れして質の変わった部分に与えます。すぐにあて紙をして小型スプーンの背でごしごしこすって、完全に乾くのを待ちます。これを何度もやらなければ、かなりの確率で修復できます。
というのもここに使われている表紙の紙はのり成分のようなものを含んでいて、ちょっと大きめの水濡れで紙質ががさがさになってしまうからです。
そこで実験してみました。まずあて紙をして小型スプーンの背でごしごしこすって紙の表面を均します。次に文庫本のページに充てても色が変わらないくらいの程度の水分を、水濡れして質の変わった部分に与えます。すぐにあて紙をして小型スプーンの背でごしごしこすって、完全に乾くのを待ちます。これを何度もやらなければ、かなりの確率で修復できます。