シャイアン・ジャクソンを応援するブログ

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R.エヴェレット

 下卑たといえば、全体的に下卑ていたのがルパート・エヴェレットでした。一時期「スクリーン」や「映画の友」といった雑誌で盛んに持ち上げられていた記憶がありますが、実際に自分が見た映画は「ベスト・フレンズ・ウェディング」や「2番目に幸せなこと 」くらいで、それ以前は写真にしても動画にしても、エヴェレットには下品さしか感じなくって、出世作といわれる「アナザー・カントリー」なんぞは見る気にもなれなかったものです。

 「アナザー・カントリー」のあらすじは、全部他人のせいにして生きてきた人間が、思い通りにならないから、ロシアのスパイになるというお話なので、これも下品な話で、同性愛というのはつけたしでしかないはずです。

 英国では同性愛は、確かに法律上は犯罪だったのでしょうが、全部の同性愛者が犯罪者認定されたか?というと、そういうこともないのであって、おおっぴらでなく他人に迷惑をかけなければ黙認の状態にあったはずです。この、「法律上は犯罪だった」という事実ばかりを取り上げて、それがすべての原因だという最近の論調には疑問を感じます。

 ともあれ、エヴェレットがカミング・アウトしたために、一時期仕事がなくなった。という発言をしているのを読んで、それが原因じゃないだろう!と思ったのを覚えています。

 英国は懐が深い国で、あの「マイ・フェア・レディ」のヒギンズ教授はゲイで、イラザとは男女間の恋愛ではなく、父娘間の愛情だ、という話もありました。原作者の
ショーは、イライザとフレディーが結婚するという結末にこだわっていたようです。