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TVドラマ 11/22/63

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 キングの小説は。始まりと展開はいいが、終わり方がいまひとつとよくいわれます。

 自分も、「ダーク・タワー」やこの「11.22.63」などはちょっと好きになれません。

 原作も、TVドラマも、感動ものだという感想が多くありますが、、、。

 で、ドラマ化した「11.22.63」をちょっと見てみましたが、かなりの改変を行っていまして、ビルの扱いも、主人公の性格も気になりますが、一番気になったのが、時間旅行の際に、現在に戻る場所が普通の駐車場だったことです。

 原作は立ち入り禁止の工場の一角であり、普通の人が何気なく紛れ込まないように、注意深く監視されているという、設定になっています。映像化の都合もあるのでしょうが、映画通りの設定では、非常にまずいものがあります。

 主役のジェームズ・フランコは、自分は嫌いではありませんが、このドラマには似合いません。もともとハンサムではないお方ですから、50年代~60年代の恰好をすると違和感しかありません。

 原作本を読み終わりましたが、何度も何度も、最後の部分を先に読みたいという誘惑を振り払わねばなりませんした。

 過去の世界で暮らしていた部分が、あまりにも圧倒的で魅力的な描写で、ラストはいわば二次的な扱いで、読んでいる最中は「ある日どこかで」と「デッド・ゾーン」が自分の中では共鳴していました。ただ、この2作品に肩を並べる傑作か?というと、うーん、、、というところです。