昨年の暮れから、ばね指治療のため、近くの病院に通っていますが、その待合室にあったのが、何十年ぶりかで手に取った「
光瀬龍」原作で、「
萩尾望都」の絵の「百億の夜と千億の昼」でした。
日本人特有の、神の存在を無視して、進化論があたかも事実であるかのように作品に表す、という意味で、この作品と、
手塚治虫の「
火の鳥」は、ある時期から自分の中では遠ざける作品となっていたわけです。
が、あらためて読んでみると、進化論だけでは説明のつかない、神(創造主)とのかかわりを、自分なりに必死に説明のつくように努力した、と読み取れて、あらためて原作本を読みなおしたくなりました。