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クリーヴランド・ストリート・スキャンダル

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 この事件は1889年で、くわしくはウィキペディアにのっています。そしてワイルドが投獄されたのが1895年、コナン・ドイルシャーロック・ホームズを発表したのが1887年から1927年ですから、当然同時代だったわけです。

 ちなみに、ジャック・ザ・リッパーは1888年のことですから、これも同時代ですが、ドイルはこれら現実の事件を一切作品に登場させてはいないようです。自分も現在読み返し中であるのと、過去の記憶を探っても作中には登場していないようです。

 なんでかというと、ホロヴィッツの「絹の家」を読んで、この「クリーヴランド・ストリート・スキャンダル」から着想を得ていたとしか思えなかったからです。

 かなりの数の感想を読みましたが、「クリーヴランド・ストリート・スキャンダル」に触れたものは一つもなく、残虐な事件だのという声ばかりです。現代から見るとそうでしょうが、現実の事件のほうがよそうをこえているように思えます。