シャイアン・ジャクソンを応援するブログ

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West Side Story 2014 再考

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 あれからも、いろいろな動画で、オペラ歌手の歌うもの、ミュージカル畑の人達が歌うものを聞いてみましたが、このマイケル・ティルソン・トーマス指揮のSACD&CDの録音を聞いてしまうと、すべてが物足りなく感じてしまいます。

 いいマリア役の歌手はいっぱいいます、でもトニー役でシャイアン・ジャクソン以上の歌は知りません。

 バーンスタイン式のものは定番といわれていますが、ホセ・カレーラスの歌は何を言っているのか聞き取れないし、せりふ部分が別人ですから、読み上げているにすぎません。

 シャイアンのすごいところは、歌も突き抜けているのですが、せりふ部分、演技を超えてトニーそのものの存在になっているところです。

 USの評論家はシャイアン・ジャクソンのトニー役を正当な後継者と称しています。「何といっても、オリジナルのトニー役、"Larry Kert"だってゲイだったんだから。}

 この録音のキャストはほとんどがオーディションで決定されたと言うことですが、シャイアン・ジャクソンだけはオーディションなしでトニー役を得た、とあります。誰が推薦したのか分かりませんが、この録音を残してくれたことに、感謝でいっぱいです。

 ちなみに、BBCのライヴですが、見ているこっちが恥ずかしくなるようなものです。

 https://www.youtube.com/watch?v=j3d1wrj4riQ