フィニアンの虹(Finian's Rainbow)2010 CD

　ケイト・ボールドウィンは、ほとんどブロードウェイだけで活躍している方らしいのですが、今回CDでその声を聞いて、うっとりしてしまいました。

　見た目も５０年代のハリウッド女優さんのようで、どこかおっとりとした雰囲気がミュージカルのリヴァイヴァル作品にはうってつけのようです。

　シャイアン・ジャクソンと並ぶと、まさに往年の映画の恋人同士に見えます、しかも二人は同い年生まれでした。彼女は顔よしスタイルよし、しかも踊ってお芝居が出来る、結婚していて子供が一人、、、、、、これから本格的に映画やTVに進出はないでしょうね、残念ながら。

　シャイアンの歌のパートはほとんど中域のバリトンの領域だけでしたので、いまひとつもどかしさが残りますが、このミュージカル全体の完成度の高さを考えると買ってよかったという満足感でいっぱいです。

　https://www.youtube.com/watch?v=fMEleQc-liA

　しかし、メジャーな、Sony/RCAとかCapitolとかのレーベルに比べると、いかにものこの ps classics というレーベル、CDはともかく、リーフレット（歌詞、解説）のケースへ挿入するときのひどさといったらたまりません。すれや折れは当たり前で、よめればいいだろう、という感じで、きれいな印刷がだいなしです。