シャイアン・ジャクソンを応援するブログ

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くたばれヤンキース(Damn Yankees)

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 そして2008年、オリジナルは1955年ですが、1994年、1997年に続いて2008年7月にNew York City Center Encores!の上演で、シャイアンは主役のジョー・ハーディにキャスティングされます。

 幸いなことに、55年のオリジナルキャスト中心で映画化されていますので、オリジナルがどうだったのか?を多少なりとも知ることができます。

 で、鑑賞してみました。

 途中、かなり退屈さを感じるので必死です。

 評判のグフェン・ヴァードン、初めてそのパフォーマンスを拝見いたしました。すごいのはすごいんですが、映画としてはどうかな?と思います。お歳をめしすぎていらっしゃいます。それよりは2008年のJane Krakowskiのほうがはるかに魅力的に見えます。シャイアン・ジャクソンは当時33歳で、若返った22歳には見えませんが、実年齢よりはずーっと若く見えます。

 https://www.youtube.com/watch?v=TmgBFTgWlOw

 https://www.youtube.com/watch?v=FKytpkfnHoU

 映画版のジョー・ハーディ役はTab Hunterという俳優さんで、古きよきハリウッドのスターだったそうですが、初めて見た俳優さんでした。この人もゲイだったことを後に明らかにしたそうですが、ロック・ハドソンあたりと一緒でゲイには見えません。

 お話は、ゲーテファウスト、悪魔と取引して若さを得る、というものですが、その目的が「若い女の子との愛(ようはSEX)」ではなく、「ヤンキースに勝つ」というものと、グレートヒェンは出てこない代わりに、愛する古女房と、魅力的な魔女ローラが出てくる、という分かりやすい設定になっています。

 最後の試合で1-0で勝っていて、守備についているジョーが、飛んできた球をキャッチすればゲーム終了という場面で、悪魔がジョーを青年から中年に戻してしまう。こけながらもキャッチしてゲーム終了。というところでジーンときてしまいました。

 ここから、ロバート・レッドフォードの映画「ナチュラル」も連想できますが、原作が1952年、「くたばれヤンキース」との関連は不明です。