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「リプリー」もしくは「太陽がいっぱい」

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 パトリシア・ハイスミスの(ミステリー)小説は、「見知らぬ乗客(Strangers on atrain)」と「リプリー」もしくは「太陽がいっぱい(The Talented Mr. Repley)」が有名でしょうか。

 「見知らぬ乗客」はヒッチコックの映画で有名ですが絶版に近い状態で、角川書店ではこの作品と「太陽がいっぱい」それと「贋作」を出していましたが、「太陽がいっぱい」は2000年に映画公開にあわせて「りプリー」という作品名にして再リリースしたっきりまた絶版です。

 一時期、このリプリーのシリーズを全部読んでみようか、と思っていたんですが、河出文庫でも全部そろわず断念していました。が、偶然100円コーナーに河出文庫での「リプリー」を見つけて、購入し読んでびっくりしました。

 歳をとったからなのか、キングに毒されすぎていたのか、単刀直入の文章が新鮮で、8割予想通りで、後の2割で読み手を裏切る、という構成に感心しまくっています。

 河出文庫でのリプリー作品は、再刊で

 太陽がいっぱい 16.05.07 (またこの題に戻したんですね!)

 贋作 16.05.07

 アメリカの友人 16.10.06

 リプリーをまねた少年 17,05.09

 死者と踊るリプリー (不明)

 となっています。