Misery
遅ればせながら、映画「ミザリー」と見直して、キングの原作本「ミザリー」を読み直しました。
映画について、
映し方や音楽が、もろにヒッチコック映画を意識しているのに気がつきました。ホラー映画というジャンルなので最初見たときには、そういう見方はできなかったんですが、改めてみると、ユーモアたっぷりで、キャシー・ベイツはアップ時にライトを当てまくってバーグマンのデビュー時を思わせる顔立ちに見えるようになっていました。
原作について、
矢野幸三郎訳ですが、映画が先か、原作の翻訳が先かわかりませんが、Miseryは映画では「ミセリー」とはっきり言っています。(「It」において、ベヴァリーとなっているのは実はビヴァリーではないかとずーっと思っていたのですが、ビヴァリーヒルズは発音どおりに書くとベヴァリーヒルズだ、と知ってから小尾さんを見直しました。)
陶器と磁器を混同するのはいつものことなのですが、映画ではセラミックのペンギンとなっているものが翻訳では陶人形とされていて、ふつう陶器の人形はコレクションしねえだろう、と思った次第です。
残念なことに、最初の文庫は藤田さんのカヴァー絵だったのですが、現行の文庫は松尾さんのものに変更になっています。これはハードカヴァーで再入手せなば!と思っています。
映画について、
映し方や音楽が、もろにヒッチコック映画を意識しているのに気がつきました。ホラー映画というジャンルなので最初見たときには、そういう見方はできなかったんですが、改めてみると、ユーモアたっぷりで、キャシー・ベイツはアップ時にライトを当てまくってバーグマンのデビュー時を思わせる顔立ちに見えるようになっていました。
原作について、
矢野幸三郎訳ですが、映画が先か、原作の翻訳が先かわかりませんが、Miseryは映画では「ミセリー」とはっきり言っています。(「It」において、ベヴァリーとなっているのは実はビヴァリーではないかとずーっと思っていたのですが、ビヴァリーヒルズは発音どおりに書くとベヴァリーヒルズだ、と知ってから小尾さんを見直しました。)
陶器と磁器を混同するのはいつものことなのですが、映画ではセラミックのペンギンとなっているものが翻訳では陶人形とされていて、ふつう陶器の人形はコレクションしねえだろう、と思った次第です。
残念なことに、最初の文庫は藤田さんのカヴァー絵だったのですが、現行の文庫は松尾さんのものに変更になっています。これはハードカヴァーで再入手せなば!と思っています。