デジパックのトレイ交換 (1)

　デジパックのトレイに不調があるとしたら、真ん中の爪の部分の欠けか、トレイの割れです。

　ネットで調べていたら、同じような疑問を持った人がいて、何とかならないか？と質問しているのに対して、「新しいケースに交換するのが一番早いです。」という回答があって、笑ってしまいました。

　デジパックの何たるかを知らない、としか思えません。一度このトレイが壊れたら普通は終わりなのです。ただし、貴重なＣＤの場合、何とかしたいというのは、誰もが考えます。

　デジパックの説明

　https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B8%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF

　まず、壊れていない、デジパックのケースを仕入れます。ブックオフの１００円シングルＣＤのコーナーが一番手っ取り早いと思います。

　次に、残しておくＣＤのケース（こちらは台紙が大事ですから！）を切り離します。方法はいろいろですが、接着に使ってる材料は、固まらない粘着質のものですから、台紙とトレイの間に糸を差し込んで、のこぎりのように切っていきます。切った後はまたくっつかないように、紙などを挟んでおきます。

　四か所を切り離して、台紙とトレイが分離したら、台紙に残った接着剤の残りをセロテープで押さえて引っ張り、取り去ります。ときどき強く引っ張ると、紙の光沢部分が取れますので、ゆっくりが肝心です。