シャイアン・ジャクソンを応援するブログ

I support Cheyenne Jackson without permission from Japan.

シャイアン・ジャクソンの声 2

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 以下はUSに限っての覚書です。

 歌を歌うといっても、言葉を際立たせた歌い方(たとえばグレン・クローズ)とメロディー重視(たとえばサラ・ブライトマン)の歌い方があります。

 ミュージカルでは、役により、演じる俳優の個性により、双方を一体来たりのバランスが保たれているのですが、俳優や女優が歌手として大成功した例がほとんどないのと同じく、歌手から俳優や女優で成功した例もまれにしかありません。

 縦割りの縄張り意識が働くとも思えるのですが、努力や頑張りでは成功できない俳優業のレベルの高さがあるわけですが、俳優から歌手へは、その歌が言葉重視の、いわゆるミュージカル臭さが邪魔をしていると思います。

 で、シャイアン・ジャクソンですが、言葉とメロディーを絶妙なバランスで結合させていて、ミュージカルの時も、ポップスを歌う時も立ち位置が変わりません。言葉を変えれば、ミュージカルの伝統的な歌い方からは少し外れていて、聖歌隊で歌っていたというのと無関係ではないと思いますが、根源的なパワーを感じます。

 All of Me ですが、

 https://www.youtube.com/watch?v=Iej8DagJqSs&list=PL6Me7K9yNRWxGr5vGL9s0fQT82bTrt1Fu&nohtml5=False

 オリジナルと比較するとよくわかります。

 https://www.youtube.com/watch?v=AFgCkwI1gTw&nohtml5=False