シャイアン・ジャクソンを応援するブログ

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ヘアー

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 サマー・オブ・ラヴが1967年、ミュージカル「ヘアー」がオフブロードフェイで初演されたのが、同じく1967年、日本でもベルボトムジーンズやミニスカートの対流行した時代、まさにその時代に、文化だ流行だとのせられて、すばらしいミュージカルだといわれていたのは、今でも覚えています。

 ヴィエトナム戦争の終わりが見えてきたのが1973年で、ほぼコノミュージカルの役割は終わったような気がして、79年に映画化されたものの見に行こうという気にはなれませんでした。

 今、一応大概の映画は見ることが出来ますので、この「ヘアー」を見始めましたが、途中で断念しました。ステージ版では大概、ヒッピーの群れが最初から最後までステージにいて、その中でドラマが起こるという構成になっていますが、映画版では、徴兵されたクロードがバスに乗る場面から始まります。その辺はいいのですが、まず「アクエリアス」の歌が下手!、ダンスシーンをぶつ切りにしたり、スローモーションで描いたりしてはいけません。で途中でやめました。

 ではステージは?というと、これも微妙で、映画よりはまとまりがありますが、時代錯誤な感があって、何度かリヴァイヴァル上演されているようですが、自分は好きな作品ではありません。

 若いころのミートローフや2002年のシャイアン・ジャクソンが歌うのは聞いてみたいと思いますが。

 ちなみに、ヴィエトコン(よくある表記がベトコン)とは南ベトナム解放民族戦線のことで、ベートーヴェンのコンチェルトではありません。自分がベトコンと書いてあったら、真っ先に思い浮かぶのがこちらです。